その時は辛くても

子どもたちが成長していく中で、その時は辛くても、何の役に立っているかわからないなんてことを感じることがあるだろう。それでも、その経験が長い年月を経て、自分を幸せにしてくれる。

 

そんなことを実感したので、記録に残す。

 

自分が栄養士と言う仕事を始めたのは15年前。病院、高齢者施設で給食作り。食事には休みがないので、盆、正月、ゴールデンウィークという多くの人が休むであろう時は必ず仕事。朝ごはんもあるので早番、人もいないので休日出勤も一年中。栄養士の職場環境が悪く、辛かったことを覚えている。

大量に給食を作る毎日で、通勤途中にこれが将来の自分に何の役に立つのかと考えたこともあった。

 

けれど、その経験が好条件の転職先につながり、自分で企画、提案して子どもたちに料理講座をすることができるようになった。

 

写真は12月中旬にやった講座の、「かんたんおせち」

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先日は、息子が所属するサッカーチームの代表から、イベントで子どもたちに包丁の使い方指導や豚汁作りを依頼されるようになった。

 

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料理講座、豚汁作りともに、どうやれば楽しく、安全に、子どもの成長に役立てるかを考え実施し、当日は多くの人に喜んでもらい、なんとも言えない充実感が残った。

 

こんな充実感が自分には大切。

振り返ると10年以上前の辛かった給食経験があったからこそできたイベントだったとも思う。

 

その時は辛くても、何の役に立っているかわからない。それでも、どこかでつながっている。

 

#子育て #父親