忘れ頃にまた観よう。

インフルエンザで自宅休養となり、回復途上。仕事もなく、自分が社会から少し取り残されたような気にもなっていた。

そんなとき、偶然にもクレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!おとな帝国の逆襲を20年ぶりに観賞。おかげで元気が出たこと、子供たちとの時間が貴重であることを再認識できたのでとても良かった。

https://youtu.be/5ei4d2vdLr4?si=o5b6y_HWs7_3_0BQ

●こどものヒロシが自分の靴のにおいを嗅ぐことによって始まるヒロシの回想。

夏の夕暮れ。父親の自転車に乗せられ虫取りに行くシーンから始まる。自分が息子とカブトムシを捕まえに行った時のことを思いだしたり、父親と自転車でキャッチボールをやりにグラウンド行った時を思いだしたりと、父の目線、子の目線の両方から感情移入が入った。

時は流れて、仕事がうまくいかずに疲れて帰っても子どもとふざけあったり、風呂入るシーンもとっても良かった。自分の仕事は毎日がキラキラ輝いているわけではないし、毎日充実しているわけではないけれど、そんな日でも家に帰れば出迎えてくれる人たちがいるだけでどれだけ救われていることか。まして、小さな子どもたちがいる今はどれだけ、その時間が楽しいか。

そんなことを思いながら、みていたらとてもとても涙があふれてきた。

 

●敵役に「意味のない人生だ」とヒロシが言われた際に返した一言。

「家族がいることの幸せを教えてやりたい」という言葉に共感。

時に生きる意味なんかを考えたり、SNSなどをみていると、好きなことだけをやっていかなければ人生に意味はないように思えたり、そんな発言をしている人をまぶしく見えてしまうことがある。

でも、決してそんなことはない。妻がいて3人の子供がいて、家族が毎日暮らしに不安なく生きていくことができるようにしていくだけで十分に自分が生きる意味はある。

吉田拓郎さんの「今日までそして明日から」という曲をしれたこと。

少し耳にしたことがある程度の曲だった。てっきり、さだまさしさんの曲かと思っていた。昭和の曲は歌詞が聞き取りやすい。歌詞もなんか、くちずさみやすい曲だった。