一汁一菜で良いという提案を読み直して

家族で食事をすること、料理をすることを改めて大事にしていきたいと思った。

自分の朝食は、ほぼ毎日、ご飯、味噌汁、納豆。子どもたちは納豆がふりかけになったり、味のりになるなど少し変化する程度。

味噌汁は手作りにこだわり、その味噌汁はうちの子どもにとっては当たり前のこと。子どもたちが成長した時に、その当たり前は親が健やかに成長を願ってやっていたことなんだと気づいてくれるんだろうな。

サッカーの試合に行けば、多くの家庭が買ってきたコンビニ弁当やおにぎり、菓子パン。良い悪いではなくお腹を満た、味覚を満足させておしまいの食事。うちは妻が、頑張って手作りをしてくれている。今は何も感じでいないかもしれないが、その弁当には母親が、体のこと、お腹がいっぱいになる量を考えたり、見た目を少しでも美味しくしようとする工夫など、とても多くの思いが詰まってる。帰宅して弁当洗う自分があんま食べてないなとか、友だちの買ってきたものに吸い寄せられた姿を想像しながら楽しんでる。たかが弁当だけど、ただ購入している弁当よりもよっぽど情報交換できていたことに気づくことができた。

子どもたちは、家でご飯が準備されていることに、ただ安心を感じることができれば良い。

書籍の3章にある「人生とは、食べるために人と関わり、働き、料理して、食べさせ、伝え(教育)、家族を育て、命をつなぐこと」この一文がとても響いた。

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