認知症予防の治療

糖尿病ライフ2023.3月号で気になった記事をまとめたもの。

 

認知症

日本では約600万人(約6%)

2025年には高齢者の5人に1人が認知症

2025年の後期高齢者推計値が2180万人だとすると約436万人が後期高齢者認知症

 

認知症の症状

・物忘れ

・物事の段取りがわからなくなる

・時間、場所、人がわからなくなる

・判断力の障害

進行が進む

・衣服着脱、入浴、排泄に介助が必要に

・意欲低下

・寝たきり

・食べなくなる

・飲み込みが難しくなる

その他

・徘徊

・妄想

抑うつ

・介護に対する抵抗、暴言

 

認知症の種類

アルツハイマー型、脳血管性認知症、レビー小体など

 

対策

・予防

認知症にならないのではなく、発症を遅らせる、進行を緩やかにすること

・共生

認知症となっても尊厳と希望を持って生きる。断絶せず、支える社会の仕組みを作る

 

・予防について

早期発見。違和感を感じたら、検査を受ける。

高齢診療科、脳神経内科、精神科などで可能。検査によって能力が保たれている箇所に適度なリハビリの実践が可能。

認知症予防可能な12の危険因子

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・イギリスは20年間で認知症有病率が20%↓

減塩啓蒙活動、生活習慣病予防に診療報酬が出るなどの取り組みが影響を挙げる人もいる。

 

・糖尿病のある人は認知症発症リスクが高い

脳血管性認知症で約2倍、アルツハイマー型で役1.5倍という研究結果あり。特に未治療は特注。

・糖尿病により認知症になりやすい要因は

高血糖、重症低血糖、合併症、生活習慣

・生活習慣と認知症

身体活動は週3日に境界線。

食事は野菜、果物、魚、全粒穀類を増やし、赤肉、加工肉、菓子類などを少なくする。

・他

余暇活動、社会とのつながり、読書、楽器演奏は予防に働く報告あり。

 

よく言われる、内容と大きく変わらないもので、ひとつの食品、行動でどうにかなるものではないことがよくわかる。