40歳を超えても、声出して応援したり、とても嬉しかったり、悔しかったりすることができるということを息子の所属するU-12のサッカー大会で感じることができた。
それはなぜか?
自分の子どもが試合に出てプレーをしている。活躍できれば嬉しいし、ファウル受ければ心配するし、球際や相手を一生懸命追いかけなければ何やってんだと鼓舞したくなる。
では、自分の子どもだけを応援していたかというとそんなことはない。
チームの子達全員を必死に応援してる。
毎週関わっているとそれぞれの特徴もつかめてくる。
ここぞという時に得点をとり、ゲームメイクをして、試合後は足を引きずるほどまでプレイするキャプテンT。
チーム1のスピード、体力で何ごとも器用にこなすが、試合になると少し消極的になる面があるが、先日の試合では苦手な左足で得点をとった少女Y。
不器用ながら必死にボールを追いかけ、最後まで頑張って昨日は強豪相手にシュートまで打った少女M。
試合中でもONとOFFが分かりやすく、ONの時のドリブルは目を見張り、もう少し積極性が出ればすごい選手になれそうなS。
無理が口癖だけど、試合になれば体をはって相手を止めて、慣れない下の学年に指示をしながら、昨日はどれだけ守備でチームを救ったか、最終ラインを任されている少女H。
入団半年で、体を入れてうまく相手からボールを奪うものだなぁと感心させられ、昨日は疲れすぎて会場で寝てしまうのではないかと思ったA。
ここ最近、負けん気が良い方に出てきて後ろから1番声を出してチームを盛り上げているGKのD。昨日の最後の試合は、こいつのスーパーセーブで勝てたようなもの。
親のひいき目あるが、4年生の割には体が小さくいつも自分より頭一個以上でかい相手に向かっていって、最近はドリブルチャレンジもようになった息子のS。
みんなそれぞれ個性があって、少しづつ成長して、チームが勝てるように頑張っているのがわかる。
監督やコーチも、ただサッカーが上手くなれば良い、勝てれば良いではなく、子どもが成長できるようサポートしている。そんなコーチの1人と認めてもらってチームに関わることができている。
こんなことが絡み合って、試合を見ていて熱くなって応援できている理由だと思う。
高校サッカーで、あれだけ辞めたかったのが嘘かのように、今は毎週末のサッカーが楽しみで仕方がない。
いくつになっても熱くなれる。そんなものが一つでもあることが嬉しい。
#少年サッカー #子育て