いつかは庭が

多くの人が憧れる庭付き一軒家。

今回はその「庭」について思ったことを記録に残す。

最近仕事では、自宅で生活送ることがやっとの高齢者夫婦宅を周ることも多い。その自宅を拝見すると、昔は立派だったんだろうなぁというような庭に良く出会う。でも、子どもと同居、もしくは近くにも居ないお宅では、本人たちは自分たちだけで生活するこがやっとのため、とても庭の手入れまで手がまわらない。

だから、今は荒れ放題。庭としての役目が終わりを終えたとも捉えることはできるけど、人生の最後が近い時期に、自分が手入れして綺麗にしてきた庭が荒れ放題っていうのはどんな気持ちなんだろうか。自分が生まれ育った実家の庭がそんなことになったら切ない。でも、どうしようもない。 

自分たち子どもが出てしまった実家の20年後、子どもと同居をしなかった40年後の自宅の未来を見ているようだ。もしかしたら、でかい木は切って、芝生なんかは早めにコンクリートなんかにした方が良いかもしれない。 

また、自分の住む地域では、庭が立派な家や、小さくても管理されている家が多い。でも、このまま高齢化が進み、子どもたちが親元を離れて生活する家庭が増えれば、街を歩いていても荒れ放題の家を目にする機会が増えるかもしれない。

生活面は介護保険などを使って、サポートを受けることができるが、庭の手入れなどには使えない。庭師を入れる余裕のない家も多い。そんな気になったことを少しでもサポートできるサービスがないものか。

 

#庭 #マイホーム