父が癌の確定診断を受けた

母から父が胆管癌の可能性があるので検査入院をすることになったと連絡を受け1ヶ月半。 検査入院の結果、胆管癌の確定診断を受け、肝転移の可能性もあるらしく、精密検査を受けるために今度は大学病院に行くことになった。

父は後期高齢者、場合によっては治療をしないという選択もあるかもしれない。在宅医療に関わる仕事のため、関わった高齢者が亡くなるケースは多々あるが、自分の父がいなくなる姿が想像できなかった。

子どもが生まれてからは、年に3回当たり前のように帰省して、子どもたちと関わり笑ってる父を見ることがとても自分にとっては幸せを感じる時間。子の成長にともない、その時間は残り何回だろうかなんて考えていたのに、もしかしたら思ったより残りの回数が少ないかもしれない。はじめて、親も人でいなくなったイメージが少しリアルになった。

父本人はどんなことを思っているのだろう。どう転んでも、本人、母が後悔が少ないように過ごして欲しい。自分も会える時間を少しでも多く作りたい。