プロになるだけがサッカーを仕事とすることではないよ。

「将来、何になりたいの?」と聞かれれば、迷うことなく「サッカー選手」と答えていた。それだけに、昨日の中学行ったら部活かクラブチームどっちに行くか迷っていること、その理由が「クラブチームだと試合に出れないかもしれない」からという発言には少し驚いた。

一年生からやってきて、サッカーの試合を重ねた五年生になって自分が見えてきたこと、昨日のトレセンで、初めて市内のトップの子たちと一緒にサッカーをやったことで、自分より上手い子たちを肌で感じ敵わないと思ったかはわからない。

現時点の自分を知るには良い機会だったかもしれない。まだまだ、五年生。将来の可能性はいくらでもある。体は小さく、今後体がまわりに追いつけばサッカー選手になれる可能性はゼロではないかもしれない。ただ、中学生で部活かクラブチームを選ぶかはひとつの分岐点になると思う。

そして、プロを諦めたとして、サッカーが好きならプロになるだけが全てじゃないし、サッカーを仕事にする方法は多くあることを知って欲しい。プロを育てる指導者、スポーツドクター、リハビリスタッフ、外国人監督の時の通訳、スカウト、管理栄養士、プロチームの広報や事務局などなど、まだまだ親が教えることのできない仕事はたくさんあるはず。幅広く、物事を見て、気づいて、調べて、行動できるようになって欲しい。

とても強いチームではないけれど20人近くいる中で10番つけて、来年度はキャプテンを任されるだけですごいと思うぞ。チーム代表として、知らない子に混じって臆せずトレセンの選抜試験に行ったことだけでもすごいことだし、とても価値はあること。

サッカー上手い子はいくらでもいるけど、全員がプロになれるわけではない。運も必要。だから自分を卑下せず自信を持って、残りの少年サッカーを楽しく頑張れ。

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#子育て #父親 #少年サッカー