今日の仕事で面白かったこと

① 栄養指導一人目

減塩指導を受け続けるが、中々減らない男性

カルテから見ると、飲食店に機械を卸す仕事をやっているそうで、仕事の付き合いで外食が多くなって、塩分が減らないとのこと。きっと本人は出来る範囲で必須にやってるのだろう。それに対して、ただただ塩分減らせじゃ中々響かない。 今日は作戦を立てて臨む。現在、目標値に届いていないではなく、一年前より減塩できてるところを強調。すると、「褒められるとなんか嬉しいね。」と。この言葉を引き出せたことが何よりやった感があった。その後は、機械が作ってる味噌汁、漬物は残し、手作りの心のこもった漬物は食べるという使い分けを提案。帰る前に「やってみるわ。」の一言をもらう。相手のことを考えた作戦、成功に喜びがあった。

②研修会講師の打ち合わせ

依頼主とのやりとりで、その研修で、自分たち伝えたいことを確かめ合う。目的の一致、言われた仕事ではなく、自分が考えたことが形になる。これが仕事の醍醐味だと思う。あとは明日、自分の思い描いている通りに、調理実習が伝わっていくよう練習。アンケート結果も楽しみだ。

③7人目の栄養指導

糖尿病食事療法だが、ポイントを抑え、家族サポートがしっかりされている方で指導はそこそこに。指導内で話しを聞きながら、1人ひとりの人生に物語があるということ、いくつになっても若い頃の思い出は色褪せないってことがわかった。この方は79歳だったが、高校時代の山岳部の思い出を、懐かしく、楽しそうに流暢に話してくれた。他にも、マレーシアにまで登山に行ったり、ドラマのように、銀行員時代は毎日帰りが12時過ぎるということも教えてくれた。栄養指導の好きなところの一つとして、食事の話から多くの人の人生を少し垣間見れるところが自分は好きなんだと思った。

①②③みたいなことをとおして、今は仕事が楽しいと思えるようになった。