言葉は暴力

体の傷は消えても心の傷は消えない

小学校から学んでいるとおりだと改めて思った。そして、きっと自分は傷を受けやすいタイプなのだろう。だから、言葉を発する前に躊躇い、何も言えなくなってしまうこともあった。だから、ズバズバという人が苦手なんだ。小さな頃から、スポーツしていて失敗したことを指摘してくる同級生、先輩が苦手な理由がわかった気がする。

そして、指導する立場になった今だからわかることもあって指導する側も、指導される側に言われると傷つくということにも気づいた。

こんなことを、今更感じたきっかけは、先日の少年サッカー審判。判定に不服のあるプレイヤーから発せられた「この審判どこ見たんだ。ダメだ。」的な言葉が試合終了してから4日経つがときどきモヤモヤする。試合中にヒートアップしての言葉であることは理解するがそれでも、心に刺さってくる。ベンチからも何か言われていたようだが、そちらはあまり気にならず。なぜか、このプレイヤーの言葉だけが頭に残ってる。

なぜだろうか?自分の判定に迷いがあったことで悔しさも一緒にあるからだと自分では理解してしている。

置かれた状況によっても、言葉の威力は変わってくる。そして、年齢がいくつかなんてのも言葉の暴力には関係ないんだなぁ。このモヤモヤを取る方法は、逃げずに主審でしっかりファウル判定を行うことだろうと思う。

日常生活で発する何気ないひと言が、相手を傷つける可能性があることは意識したおきたい。特に、自分より立場が下のものに対しては、励ましているつもりが暴力になっていないか。

自分より立場が上のものに対しても、相手は人であり心があることを忘れないようにしよう。