この焼肉店は、自分が大学生時代の頃から続いているから少なくとも20年以上になる。個人的には、広々とした店内、焼き肉店にもかかわらず靴を脱いで案内される清潔感、大学生の頃には気軽に行けないお店だったという憧れなどの要素が加わり、肉は美味しいのだけれど、それ以上に雰囲気が好みで、祝い事に利用している。
自宅から一駅、駅から15分程度の夜道を歩き店内へ。車を利用した方が速いのだが、夫婦そろって飲んで、夜道を歩き、いつもと違う日ということを感じテンションの上がった子どもたちを見て楽しむために、あえて電車を選択。
数回行っているが、毎回食べやすかった肉、いまひとつであったメニューを忘れてしまうので、食べたメニューと感じたことを記録に残しておく。
・虎カルビ塩だれ、醤油だれ各1皿(5枚)。醤油だれより、塩だれが好み。適度な厚み、柔らかさ、値段で次回はこれを主にしたい。
・鬼殺しカルビ×3皿。極薄切りで長女、末っ子は食べやすい。以前は美味しいと感じたが、昨日は肉を食べるというよりも脂を食べている感がありいまひとつ。タレも甘すぎた。最後の方はやっつけになったので、次回は末っ子分だけでよいか。
・タン塩×3皿(5枚/皿)。可もなく不可もなく。おいしい。予想以上に長男、長女が食べるようになっていたことが少しびっくり。成長した分、食費がかかるのは当然か。
・期間限定の仙台牛の赤身三種盛り。3種×2枚で2600円のうちとしてはかなりに高級部類。赤身肉ではあるが、焼いても硬くならず、歯切れも良く口の中でもさつかない。1枚を丁寧に味わい、肉の旨味を十分感じることができた。長男は食べたがっていたが、子どもには贅沢品だと考え、自分で稼ぐようになってから自由に食べろと、親と子供は対等でない示しはしておいた。
・ナムル三種・注文後素早くきたので、もしかしたら出来合いかもしれない。落語家鬼丸さんのボイシ―で取り上げられていた叙々苑の注文後、すぐ作った素晴らしく美味しいナムルとは違うのだろう。仕事柄、野菜を常にという発想から注文してしまう一品。
味は濃く、見た目が良いだけ。
・ビビンバハーフ・美味しいけれど、混ぜ込み後、ご飯の粘りが気になる。石焼だからビビンバでもチャーハンのように仕上がりはパラパラするんじゃなかったか。
・牛乳ソフト×2。子どもの注文をおすそわけしてもらう。子どもたちにとって、焼肉後のソフトクリームは想像以上におもかったようだ。いつもはくれない子たちが、気前よく分けてくれた。このソフトクリームは乳脂肪が多いのだろう、ハーゲンダッツのように中々溶けず、濃厚で美味しい。
ここに生ビール、瓶ビール、サワー加えて、家族5人(大人2,小学生2,4歳1)で1万5千円。次の来店はいつにしようか。というより、半年に1回は焼肉に気兼ねなく行けるくらいの収入を確保できるような職場を決めないとなぁ。
美味しいというより、行って、食べて、帰ってくるまでの過程が好きな時間だった。
#子育て #焼肉 #父親