出来るだけ朝遅くまで寝ていたいから、通勤途中の車内でおにぎりのみ。昼は休憩時間がとれないから食事は食べないまたは、菓子パンだけで済まし、夕食はしっかり食べる。
子どもの帰宅が遅いから、それに併せて夕食を一緒に食べる。そして、食べ盛りの子どもに合わせて野菜は少なく、重たい食事内容。翌日の朝は子どもが食べないから、ヨーグルトのみ。
それぞれ、糖尿病治療中の栄養指導をした患者。前者は仕事、もしくは自由、後者は家族時間といった感じで、この人たちにとっては、健康につながる食事よりも大切にしていることが違うんだろう。それぞれのタイミングもあるとは思うが。
ただ、事実としてあるのはこういった生活を続けると糖尿病は悪くなっていくということ。それを劇的に良くする魔法のような食事や薬はないということ。
生活の中で何を大切にしていくかは、それぞれの自由。自分は栄養指導などをとおして、食事と健康に関する正しい知識を提供して、不要に後悔する人を減らしたいという思いがある。
健康は目的ではなく、人が何か叶えたい時に必要性の高い手段だと考えている。